ロハススタイルな家埼玉でつくる自然素材・健康住宅

TEL 048-290-3500

[営業時間]9:00-18:00 [定休日]火・水曜

お住まいの方のお声を紹介 お宅訪問

VOL.102016.06
板橋区Nさま・Tさま

「家のプランづくりで気になる点は?」というアンケートを取ると、常に上位に来るのが「収納」。
住宅雑誌や情報サイトでも、収納の特集は定番です。 「収納がたくさん欲しい」とは、私たちもよく聞くご要望ですが、やみくもに収納スペースを広くすれば良いというものではありません。「その収納はなぜ必要なのか」を、じっくり考えてみませんか。
今回は、板橋区の二十三坪の敷地に二世帯六人で暮らされている、N様・T様のお宅の収納術をご紹介します。

T様ご夫妻とお子様三姉妹、そして奥様のお母様であるN様。「三階建の二世帯住宅を注文住宅で」と決めて、インターネットで「注文住宅」を検索しているうちに見つけたのが、「ザ・ハウス」という工務店紹介サイトでした。
必要な情報と要望を入力すると、それをかなえてくれそうな優良工務店を数社紹介してくれるサイトです。もちろん無料。無理な営業もありません。

収納は隅々まで無駄なく利用。
収納は隅々まで無駄なく利用。

ザ・ハウスに登録されている工務店は、厳しい審査を経た優良工務店ばかり。T様が紹介された四社にもそれぞれ捨てがたい長所があります。
その中で選ばれたのが「オガワホーム」。担当者の人柄もさることながら、決め手になったのは提案力でした。キーワードは「造りつけ収納」です。
「収納は造りつけにすると決めていました」とT様。女性が五人ですから、衣類を始め何しろ物が多い。唯一の男性であるT様ご主人にも、趣味のサーフィンの道具類を置くスペースが必要です。無計画に収納スペースを広くしていったら、肝心の居住スペースがなくなってしまいます。

限られたスペースの中で収納するためにT様が考えたのが、何をどこに収納したいかを明確にすること。私たちにも身に覚えがありますが、何を収納するかもあやふやなまま、何となくここに一畳分、という感じで収納を作ってしまうことがあります。

綿密に設計打ち合わせ中です。
綿密に設計打ち合わせ中です。

T様の計画は徹底していました。例えば主寝室に設けたカウンター。その下には扇風機四台を収納します。その高さ・奥行きに合わせてピッタリの寸法で設計。棚一枚の高さまでおろそかにはしません。

子ども部屋にはそれぞれバーを上下二段にした衣類ハンガー。スペースを有効に使うためにあえて扉はつけていません。でも、バーを二段にすると、上の段は約二メートル。その上に棚をつけても、高さ三十センチ、奥行き六十センチほどの、いかにも使いにくそうなスペースしか残りません。「ホントにここ使います?」大工さんにも何度も聞かれましたが、T様自信満々「大丈夫。使います!」

出来上がってみればなるほど、今の時期なら冬用の掛け布団や毛布をしまっておくのにピッタリです。

Mちゃんの絵
謎の生命体はっけん。

造りつけ収納といえば、今回の営業担当の得意技。これまで担当させて頂いたお施主様にはおなじみの洗面カウンターやマルチメディアボックスに始まり、壁埋込み収納棚など、あちこちに「作品」があります。こんなところが「造りつけ」にこだわるT様にも評価されたのでしょう。今ではお子様方にも信頼絶大です。
「ここにも棚が欲しいの」と長女のMちゃん(一〇才)。さっそくその場で打合せが始まります。寸法を測り、さらさらとスケッチパースを描いていく営業担当に、「絵、うまいよね」感心するMちゃん。「えっ、そ、そうかな」「ドラえもん描いて!」
で、描いたのがこれ。「なんか怖いー」うーむ、どうやら前言撤回のようです。ちなみに右下はMちゃんが描いたお手本。

オモチャのキッチンを分解修理修理中。
オモチャのキッチンを分解修理修理中。
机も造りつけ。鍵やアクセサリーも場所が決まっています。
机も造りつけ。鍵やアクセサリーも場所が決まっています。

こちらは古くなったオモチャのキッチンを一度分解修理して再利用した、キッチンセット兼オモチャ収納です。三人共有ですが、最近はもっぱら三女のKちゃんのテリトリー。
片付け方にも自分のルールがあるようで、お姉ちゃんが勝手に物の場所を動かすと怒ります。

そう、今回一番びっくりしたのが、子どもたち三人が、後片付けを当たり前にしていること。三人でにぎやかに案内してくれて、オモチャやお気に入りのアイテムなどいろいろ出して見せてくれたのですが、その後の床には何一つちらかっていません。 小物一つに至るまで、全て収納する場所が決まっていて、「使った後はそこに戻す」が徹底されているのです。
二人のお姉ちゃんはもとより、二才のKちゃんまで!いい大人になっても机が汚いと怒られている「片付けられない病」の私としては、もう反省しきりです。

大鏡の前はみんなで使うフリースペースです。
大鏡の前はみんなで使うフリースペースです。

計画当時、T様は毎日図面とにらめっこ。仕事や子育ての合間をみては平面図を広げて歩きまわり、毎日シミュレーションを繰り返しました。見かねたスタッフに「あまり根詰めないほうがいいですよ」と言われたことも。「つらいと思ったことはありません。家を自分の好きなように建てられる機会なんてそうないんだから、中途半端にしたらもったいないですよね」

ほとんどの収納を開けて見せて頂きましたが、どれも中にピッタリ物が納まっています。どこに何を置くか、に加え、どこは誰のスペースかも決まっています。何と、物干竿にまで名前が。洗濯物を干す場所も決まっています。「こうすれば、まとめて取り込んでそれぞれの場所に掛けておけるから」恐れ入りました。

リビングにて。

平面図だけを見たら、決して広いようには見えないN様・T様邸。それなのに、元気な三姉妹が家じゅうを走り回り、リビングの大鏡の前では、三人そろって全力でヒップホップダンスの練習をしています。

それだけの余裕があって尚、まだ今後増えていく物を想定した収納も空けられています。家の広さは、坪数で決まるのではなく、見えている床の広さで決まるのですね。
「自分で考えたという実感があるから、愛着がありますね」というT様。これだけ大切にして頂けたら、家も、私たちも本望です。