ロハススタイルな家埼玉でつくる自然素材・健康住宅

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VOL.62014.12
さいたま市Fさま

入居してはや10年になるF様。
その間もリフォームやアフターメンテナンスなとで、良い関係を続けさせて頂いております。
新築したてのころ産まれたばかりだったT君も、今では小学5年生。どんな暮らしをされているのか、ちょっと覗かせて頂きました。

さいたま市内の高級住宅地に建ったF様のお家は、三方向道路に囲まれた立地。三角屋根と明るい外壁が印象的な、とてもおしゃれな外観です。
急なお願いにもかかわらず、「今日これからでもどうぞ」と、快くインタビューをお引き受け下さったF様。それでもお忙しいのはあいかわらずで、この日もこの後夕方からお仕事です。
F様のお仕事は、東京フィルハーモニー交響楽団の、首席トランペット奏者。世界の舞台で活躍されている音楽家です。お忙しいスケジュールの合間をぬって、後進の指導にもあたっています。 私たちがお邪魔した時間にも、トランペットのケースをかついだ芸大の学生さんが訪ねて来られました。出勤前のわずかな時間を利用しての、演奏のレッスンです。

内観
特別にビニールから出して頂きました。もちろん、かぶるのは厳禁です(笑)

お家で楽器の練習や、こうしたレッスンが気兼ねなくできるよう、ここには防音室が完備されています。 たくさんのCDや楽器と共に、いろいろとお宝らしきものも展示されています。中にはビニールで大切にくるまれた帽子も。
以前F様が吉永小百合さんとゴルフをした際、着用していた帽子にサインを頂いたという、これは正真正銘のお宝です。
この防音室は、営業担当が新築当時、技術屋としての知識と経験を傾けて作り上げた自信作。完成時に見学会場としてお借りした際には、その防音性能を来場者に体感して頂くために、クイーンのCDを大音量でかけさせて頂きました。
クラシックの音楽家のお家で、こともあろうにハードロック(笑)。

リビングで営業担当と。
リビングで営業担当と。

この季節の夕方になっても、二階のリビングには十分な陽が入ります。
リビングに置かれた大画面TVでは、小山市で行われたコンサートの模様を見せて頂きました。
栃木での番組ということで、お約束のU字工事も出演。トランペットを演奏するF様も、しばしばアップで映ります。
クラシックというと、少々敷居が高い感じがしますが、この日演奏されていたのは「フニクリ・フニクラ」。 「鬼~のパンツは♪」の替え歌や、大正製薬の「ゼナ」のCMなどでもおなじみのあの曲です。
あまりにも耳ざわりが良いため、イタリアの民謡と勘違いした同じ時代の作曲家が、うっかり自身の交響曲に取り入れてしまい、訴えられたこともあるとか。
この日、主にお話を聞かせて下さった奥様も、家事・育児のかたわら、サロンコンサートなどでフルートを演奏したりしているそうです。

このお家が建つ前は、音楽教師として群馬に勤務されていたとのこと。新居に引っ越して、まだ産まれたばかりのT君を育てながら、新幹線通勤で勤務が続けられるものか迷っていました。 そんな中、同僚の方から言われた、「教師の代わりならいくらでもいるけど、T君のお母さんはあなただけなんだよ」という一言で、専業主婦になることを決意。 「稼ぐ方は主人に任せました」と明るく笑う今の奥様に、もう心労の影は見えません。

そのT君も、もう小学五年生。敬語も自然に使える、素直で礼儀正しい少年に育ちました。 音楽家ご夫妻のお子様ですから、そろそろ音楽の才能を発揮して…と思いきや、目下のところ野球に夢中。音楽にはあまり興味がないようです。 たまたまこの日、レッスンに来られていた芸大の学生さんは、高校時代にはちょっと名の通ったピッチャーだったとのこと。お父さんからそれを聞かされたT君、大喜びで、キャッチボールをしてもらいに外へ駈け出して行きました。

リビングの一角
リビングの一角。ご家族で熱心なレッズサポーターでもあります。

音楽家と言えば、「物心がついたころから英才教育を受けた音楽エリート」というイメージですが、「それはピアノや弦楽器をやる人の話ですね」と奥様。
「私は中学からですし、主人も小学四年からですよ」まだ呼吸器系が未発達の幼児に管楽器を習わせても、あまり上達は望めないそうです。

ところで小学五年生ともなると、「お受験」もそろそろ本格化しているのでしょうか。。
「うちは公立ですね。主人も私も、大学までずっと公立でしたし。本人が(私立に)行きたいと言うなら応援しますけど、私たちが無理強いする気はありません」T君も、地元の中学で野球部に入るのを楽しみにしているようで、いたってのんびりしたものです。。
かと言って、そこは元教師の奥様。やみくもに放任しているわけではありません。。
「ゆとり教育のあたりから、教育がおかしくなった気がしますね。個性を伸ばすということと、子供に好き勝手をさせることは違うと思うんです。 たとえ押さえつけても、伸びてくるのが個性ですから」さすがは教育者の言葉だけに、説得力が違います。

F様ご一家。防音室にて。
F様ご一家。防音室にて。

築10年ともなると、いろいろ細かいところで不具合が出たり、汚れが目立ったりするものですが、大切に住んで頂いているおかげで一見新築と見まがうほどのF様邸。。
目下の問題は「(ビルトイン)車庫が狭いこと」シャッターボックスを内側につけたために、入れられる車の奥行きに制限があります。。
新車を買うときも、まず車長寸法に目が行くほど。シャッターを外側に付けることをただいま検討中です。20センチほど拡がるだけなのですが、「20センチが大事」なのだとか。車の選択の幅が広がるのですね。

それでもT君のお友達が遊びに来ると、みんなお家の広さにびっくりするそうです。面積だけで言えば、特別に広いお家というわけでもないのですが、そこに住んでいるご家族の心の余裕がそう見せるのでしょう。。
自然体のご両親のもとで、このお家と共にのびのび育つT君。いつか、「音楽家の血が騒ぐ」日も来るのでしょうか。 高校生になって、野球部のエースになって、でも文化祭の飛び入りで、さらっとトランペットなど吹いてしまう、なんてことも。。
うーん、かっこいい! (無責任な妄想です)。

家は、建てるだけでは終わりません。私たちの仕事の愉しみは、こんなところにもあるのです。